アムステルダム国立美術館で有田焼

こんにちは!
春ですね
三寒四温とはよく言ったもので、
まさにこの2週間は寒い日と温かい日が交互にやってくる毎日ですね
まだまだ温かいお茶と鍋料理が恋しい~

本日はそんな温かいお茶をおいしく、
ぜいたくに頂ける陶器に注目してみましょう!
アムステルダム国立美術館で「有田焼の今」展

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Colour Porcelain’ by Scholten & Baijings © 1616 / Arita Japan Photo: Inga Powilleit
Colour Porcelain’ by Scholten & Baijings © 1616 / Arita Japan Photo: Inga Powilleit

今年で400周年を迎える有田焼。「有田焼の今」展はオランダ人デザインデュオのショルテン&バーイングスと日本人デザイナー柳原照弘が、各国気鋭のデザイナーたちと展開する有田焼のコンテンポラリーコレクションの企画展です。アムステルダム国立美術館アジア館で開催され、企画展には国立美術館所蔵の他の作品も展示されます。

ショルテン&バーイングスと柳原照弘は、2016/ projectのクリエイティブディレクター。有田焼の産地である佐賀県から依頼を受け、オランダと日本とのクリエイティブ産業の交流を記念して、有田焼の未来を形にしました。ヨーロッパ、アメリカ、日本のデザイナー16名と10社の窯元・企業が提携し、古くから受け継がれた手法と伝統的な技術に基づいた日本製磁器の最高峰をコンテンポラリーなコレクションとして表現しています。
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Collection Scholten & Baijings combined with historical Arita plate of the Rijksmuseum collection Photo: Scheltens & Abbenes
Collection Scholten & Baijings combined with historical Arita plate of the Rijksmuseum collection Photo: Scheltens & Abbenes

アジア館では同時に、酒井田柿右衛門の展覧会も開催します。15代目酒井田柿右衛門が、アムステルダム国立美術館のために特別に制作した作品を国立美術館所蔵の17世紀の柿右衛門作品とともに展示。柿右衛門は日本の磁器の最高峰で、初代酒井田柿右衛門(1596年〜1666年)によって名付けられ、代々受け継がれてきました。アムステルダム国立美術館では、110点というオランダ最大の柿右衛門コレクションを所蔵しています。

オランダ人デザインデュオのショルテン&バーイングスは、2000年に設立。ミニマルなフォルムや調和の取れた色使いを、伝統的な工芸品やインダストリアルプロダクションの手法に組み合わせて、世界各地で数多くのコラボレーションを行っています。

柳原照弘は、2002年にデザインスタジオを設立。以来、コンテンポラリーなデザインと日本の工芸を組み合わせ、物品とインテリアの両方で国内外のプロジェクトを手がけています

「有田焼の今」展 Arita Porcelain Today
開催場所:アムステルダム国立美術館 アジア館
日程:2016年4月22日(金)~2016年10月9日(日)
企画展公式HP https://www.rijksmuseum.nl/en/arita (英語)
提供 オランダ&ベルギー・フランダース 観光ニュース  www.hollandflanders.jp